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京都 桜の名所 遅咲き桜でまだ間に合う!お花見スポット

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「京都の桜」と言われた時、貴方はどこの桜が思い浮かびますか?

京都には桜の名所が沢山あり、一つに絞って答えることは難しいですよね。

桜の見頃時期は短いので、タイミング良くお花見に出かけられなかった方は

遅咲きの桜を見に出かけて見ましょう!

京都で遅咲き桜の名所をご紹介しますね。

 

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遅咲き桜の種類

遅咲き桜

桜は自然交配や人工交配によって沢山の品種がありますが

誰もが良く知っている桜の代表と言えば「ソメイヨシノ」ですね。

淡く薄紅色のソメイヨシノは3月中旬頃から咲き始める一重桜になり、早咲き桜になります。

遅咲き桜は早咲き桜が散った後、4月中旬頃から咲き始め、八重咲き桜が多いです。

八重桜は一つの花が豪華に咲く姿が魅力ですよね。

京都に咲く遅咲き桜を数種類ご紹介します。

八重紅枝垂れ桜(4月中旬~下旬)
八重咲きで、花は小輪で紅色が濃く華やかな枝垂れ桜

紅枝垂れ桜(4月上旬~下旬)
一重咲きで、紅色が濃い枝垂れ桜

楊貴妃(4月中旬~下旬)
薄紅色の八重桜、大輪で豪華な風情がある

ウコン(4月中旬)
淡い黄緑色の花で、樹形が盆杯になる珍しい八重桜

御室桜(4月中旬~下旬)
淡く白い八重桜で、背丈が低く枝が横に張り出す特徴がある

 

京都 遅咲き桜の名所

原谷苑 京都市北区

一山すべてに桜が植えられた桜の苑「原谷苑」では、桜の洪水のような紅枝垂れ桜を見ることができます。

花の密度が非常に高いことから、咲き乱れる様子がピンクの桜シャワーを浴びているような感覚を受けますよ。

この様子が近年SNSによって広まり、大変人気のスポットとなりました。

紅枝垂れ桜の他にも20種類400本の桜が咲く素晴らしい桜の苑です。

 

「仁和寺」 京都市右京区

仁和寺の中門西側には樹高の低い御室桜が咲き、江戸時代から庶民のお花見スポットとして人気があります。

目線を上げて至近距離で桜を見ることができ、満開の時期は境内に雲海が広がっているように見えます。

五重塔を背景にした御室桜との構図は写真を撮る絶景ポイントです。

 

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「平安神宮」 京都市左京区

遅咲き桜

平安神宮の南神苑には約150本の八重紅枝垂れ桜が咲き誇ります。

4月上旬~中旬が見頃となり、鮮やかな朱色の社殿に濃いピンクの花が豪華な雰囲気を醸し出してくれます。

谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する艶やかな遅咲き桜ですね。

見頃となる時期には、夜間に「紅しだれコンサート」が行われ、ライトアップによって幽玄な姿を見せてくれます。

 

「平野神社」 京都市北区

平野神社には様々な遅咲き桜が咲き、桜の種類の多さに驚きます。

代表する桜は

薄紅色の美しい平野妹背(ひらのいもせ)

参道には黄緑色のウコン

枝先までびっしり白い花を咲かせる楊貴妃

平野神社に古くから伝わる菊桜の突羽根(つくばね)

桜図鑑のように様々な桜を楽しむことができます。

じっくり観察してみると面白いと思いますよ。

 

「寂光院」 京都市左京区

平家物語のゆかりの地として有名な尼寺ですね。

有名なみぎわの桜と呼ばれる遅咲き桜は、後白河法皇が詠まれた和歌にちなんで名づけられた名木です。

見頃を過ぎた後、池に舞い落ちる桜の花びらが儚い美しさを感じさせてくれます。

 

「雨宝院」 京都市上京区

西陣の中にひっそりと建つ「雨宝院」は隠れた桜の名所です。

本堂前に咲く御室桜に似た歓喜桜や、黄緑色の花を咲かせる御衣黄桜など珍しい桜を見ることができますよ。

しっとりした落ち着きのあるお寺に咲く遅咲き桜を、静かに眺めてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

多くの人から愛される桜の花言葉は「精神の美」「優美な女性」なのだそうです。

中でも八重桜の花言葉は「豊かな教養」「お淑やか」と言った意味があるそうですよ。

花の姿から美しさが感じ取れる意味ですね。

京都を訪れている海外旅行者に、花言葉も合わせて紹介できると素敵ですね。

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