敬老の日、自分の両親や義両親、お世話になっている年配の方へ感謝を込めてプレゼントを贈りたいもの。
しかしいざプレゼントを選ぼうと思っても、何が良いかわからない、という人も多いと思います。
そこで、予算の目安や、喜ばれる人気のプレゼントについて、データを元にご紹介します。
敬老の日プレゼントの予算
まず、予算について見てみましょう。
ECのミカタ株式会社が2016年に実施した調査結果によると、
第1位 「3,000円未満」 47.5%
第2位 「3,000円以上5,000円未満」 36.3%
第3位 「5,000円以上10,000円未満」 11.3%
このような結果でした。
「3,000円未満」と「3,000円以上5,000円未満」が大部分を占めています。
こちらの結果は祖父・祖母1人あたりにかけたいと思う金額、ということですので、両親2人合わせて10000円以内で選びたいと思う人が多いと言えそうです。
お孫さんからのプレゼントというのならともかく、大人が贈るプレゼントとしてはあまり安すぎるものはふさわしくないかもしれません。
かといって高すぎても相手に気を使わせてしまいますので、やはり、1人あたり3000円~5000円で予算を考えるのが良さそうです。
この「3,000円未満」や「3,000円以上5,000円未満」といった価格帯はショッピングサイトでも良くみる価格なので、選択肢は多そうです。
人気のあるプレゼントは?
人気のプレゼントについて、ランキング形式で見てみましょう。
こちらでいう人気のプレゼントとは、贈る側の人気ではなく、祖父母に喜ばれたと思うプレゼントのランキングです。
同じく、ECのミカタ株式会社の2016年の調査結果から、
・祖父に喜ばれたプレゼントは? :
第1位 「お酒」 38.6%
第2位 「お菓子」 27.7%
第3位 「洋服や装飾品」 22.8%
・祖母に喜ばれたプレゼントは? :
第1位 「お菓子」 37.2%
第2位 「花」 32.4%
第3位 「洋服や装飾品」 29.7%
このような結果でした。
「お菓子」や「洋服や装飾品」が共通しています。
お酒
やはり、男親にはお酒が定番のようです。
敬老の日がある9月はまだまだ残暑が厳しい時期ですから、良く冷えたビールなどは喜ばれること間違いなしですね。
お酒好きであれば晩酌等で日常的に飲んでいる方も多いでしょうから、普段はあまり買わないような、プレミアム感のあるお酒がおすすめです。
ビールなら、さまざまなメーカーから瓶入りのプレミアムなものが出ているので、そういったものを選ぶのが良いと思います。
ビール以外では、ネット通販を活かして近場ではなかなか買えないようなレアなお酒を用意してあげるのも良いかもしれません。
もちろん、一口にお酒好きと言っても好みは人それぞれですので、事前に好みは把握しておきましょう。
お菓子
祖母で1位、祖父で2位と定番と言えるプレゼントです。
お菓子と言っても色々な種類がありますが、ご年配の方だと食が細くなってきていることも考えられます。
ボリュームのあるもの、煎餅などの硬いものや、餅等のどに詰まらせる可能性のあるもの等は避けるのが無難です。
定番ですが、やはり和菓子がおすすめです。
大福や羊羹など柔らかいものが多く、上品な甘さ、食べやすい小ぶりなサイズのものなど、ご年配の方にぴったりで、デザインも落ち着いた綺麗なものが多く、プレゼントに最適なものを多く見つけられるでしょう。
もちろん洋菓子にも良いものはたくさんありますが、バターを多く使ったもの等は避けた方が良いかもしれません。
和菓子、洋菓子いずれの場合も、食べやすい小ぶりなサイズが複数入ったものがおすすめです。
洋服や装飾品
祖父母ともに3位の洋服・装飾品。
年齢が上がるにつれて、自分の洋服にあまり気をかけなくなる人もいます。
普段着としても使える、少し良い洋服を選ぶのが良いかもしれません。
派手すぎるものは避け、すこし落ち着いた色のものが良いでしょう。
ポロシャツなど、カジュアルで、かつ綺麗めに着られる服が良いと思います。
祖母には洋服よりもバッグや財布などが良いかもしれません。
財布等は、なかなか自分では買い替えのタイミングが難しいものです。
こちらも派手すぎるものは避け、シンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
花
祖母の人気2位である花。
実は祖父の結果でも4位という結果が出ています。
男親に花のプレゼントというのは少し意外な印象もありますが、普段あまり貰うものではないだけに特別な演出になるのかもしれません。
注意しなければいけないのは、安易に生花を送ってしまわないことです。
花粉アレルギーなどのリスクもありますし、毎日の世話が面倒になる、ということも考えられます。
そこでおすすめなのがプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な液につけて水分を抜いたものです。
お手入れ不要で長期間形を維持することができ、まるで生花のような瑞々しい質感を持っています。
敬老の日にプレゼントを贈る人はまだまだ少ない
いかがでしたでしょうか。
実は、敬老の日にプレゼントを贈るという人はまだまだ少ないのです。
ECのミカタ株式会社の調査で、プレゼントを贈る人は全体の25%という結果が出ています。
ただ、残りのうち34.5%の人は「まだ分からない」と回答しており、敬老の日のプレゼントについてどうしてよいか分からないという人が多いことがうかがえます。
まだ贈る人の方が少ない敬老の日のプレゼントですが、だからこそサプライズとして有効であるとも言えそうです。
素敵なサプライズを用意して、喜んでもらいましょう!