映画「レザボア・ドッグス」や「キル・ビル」、「ジャンゴ 繋がれざる者」等で知られるクエンティン・タランティーノ監督(54)が、イスラエル人歌手のダニエラ・ピックさん(33)と婚約したと複数のイスラエルメディアが報じました。
6月30日にロサンゼルスで婚約したとのことです。
二人は2009年、タランティーノ監督が「イングロリアス・バスターズ」のプロモーションで訪れたイスラエルで知り合ったそうです。
タランティーノ監督自身はコメント等を出していませんが、公式Facebookに婚約記事をシェアしています。
引退に向けた心境の変化か
二人は2009年に知り合って以降、破局と復縁を繰り返してきたとのこと。
2017年ついに婚約に至ったようです。
タランティーノ監督は2009年、インタビューで結婚について、
「絶対に結婚しないとか子供を作らないとかいうつもりはない、でも今は僕が映画を作るための時なんだ」
といった事を語っていました。
2014年には、10作撮ったら引退するつもりだ、と引退についてコメントしているタランティーノ監督。
映画人としての人生から、私人としての人生へとシフトしていこうと言うことでしょうか。
新作は出ないの?
タランティーノ監督の作品は、2015年公開の「ヘイトフル・エイト」が8作目にあたります。
10作で引退、というコメントのとおりなら、あと2作で引退ということになります。
今回の婚約が、「映画を作る時」が過ぎようとしている、ということであれば、10作に向けた、次作品への活動が始まっているのかもしれません。
もしくは、二人での新たな生活を通して、新たな境地の作品が生まれる、ということもあるかもしれません。
タランティーノ監督の次の作品がどのようなものになるか、期待が高まります。