24時間テレビで懐かしいやつやってる!笑
ダチョウ倶楽部好きだなー♪#絶対押すなよ! #ダチョウ倶楽部 #熱湯風呂 pic.twitter.com/KWAqKKCHKq
— Osakana Daisuki🐟 (@ttt59033762) 2017年8月26日
熱湯風呂といえば、TVのバラエティー番組では定番ですよね。
芸能人が罰ゲームなどで入る、「押すなよ!絶対に押すなよ!」というやつです。
芸能人の悶絶する様から、本当に熱い様子が伝わってくる熱湯風呂。
一体どのくらいの温度なのでしょうか。
そんなに熱いお湯に入って、体は大丈夫なのか?
調べてみました。
熱湯風呂の温度は50度前後?
まず一般的に言われる「熱湯」とは、「沸騰しているお湯」のことを言います。
沸騰しているということは100度以上です。
当然、入れるわけがありません。
大問題です…
テレビで使われる熱湯風呂の温度は45~53度というところのようです。
この温度調節はなかなか難しいようです。
テレビを見ていると分かりますが、温度調節の機能などはついていません。
当然時間が経過すると冷めていきます。
熱くなさすぎると、リアクションが難しくなります。
熱すぎると、リアクションがとれなくなってしまいます。
出演者がやけど、なんてことになってしまうわけにもいきませんしね。
50度前後でもありえる低温やけどのリスク
著作者:weckscjo
しかしながら、50度前後なら火傷はしないのかというと、そうではないのです。
それほど熱いと感じていないのにやけどの症状が発生する「低温やけど」の存在です。
「低温やけど」は、体温よりやや高いがそれほど熱いと感じない物に、皮膚の同じ部位が長時間触れていて「やけど」になってしまうものです。
皮膚の表面温度と「低温やけど」になるまでの時間は、次のとおりです。
44℃では3時間~ 4時間
46℃では30分~ 1時間
50℃では2分~ 3分出典:兵庫県立健康生活科学研究所生活科学総合センター
なんと、50度では2、3分で低温やけどになってしまうのですね。
元祖「熱湯風呂」といわれる「スーパーJOCKEY」(1983年1月9日ー1999年3月28日)では、50度を超えるお湯が使われていたそうです。
(もちろん、時間で冷めていきます。)
最近のいわゆる「リアクション芸人」が入る熱湯風呂は45度ほど、と言われているようです。
「スーパーJOCKEY」で50度を超えるお湯を使用していたのは、素人参加型の企画で、芸人のようなリアクションを期待しづらかったからのようです。
45度くらいであれば、熱湯風呂に入っている時間を考えるとやけどを負うリスクは低いと言えそうです。
まとめ
・熱湯風呂の温度は45~53度ほど
・50度前後でもやけどをすることはあり得る
・50度を超えると短時間でも低温やけどを起こす
・最近の熱湯風呂は通常、45度程度らしい
いかがでしたでしょうか。
最近の熱湯風呂は45度程度のことが多いようで、やけどのリスクは低いようです。
ですが、低温やけどのリスクが全くないとは言えないみたいです。
スタッフさんには安全に十分に配慮してもらい、熱湯風呂に挑む芸人にはリアクションを頑張ってもらいたいですね。