NGT48の北原里英さん(26)が8月21日日、新潟市歴史博物館(みなとぴあ)で行われた「NGT48 お披露目2周年スペシャルLIVE~みなとまち新潟をもりあげちゃいます!~」でグループからの卒業を発表しました。
2007年にAKB48に加入、SKE48の兼任を経て、2015年からNGT48に完全移籍、キャプテンとしてメンバーを支えてきた北原里英さん。
「第9回AKB48選抜総選挙」では80位までに北原里英さんを含む10人がランクイン。
2017年1月に行われた「リクエストアワー セットリストベスト100 2017」では全グループの対象969曲の中からNGT48の「Maxとき315号」が1位になりました。
2周年を迎えて勢いをつけるNGT48、キャプテンを務めた北原里英さんの功績、そしてなぜ今卒業なのか、理由を考えていきます。
NGT48の土台を築いた北原里英さんの功績
新潟市の人口は約80万人。
100万人未満の都市に設立されたのは、AKB48グループの中でも初めてでした。
「地元密着」を掲げ、グループお披露目イベントも新潟市歴史博物館(みなとぴあ)で行いました。
徹底した地域密着ぶりで、地元企業約30社とタイアップ、地道に基盤を固めてきました。
2017年4月に発売したデビューシングル『青春時計』、なんとお披露目から1年8カ月が経っています。
こうした地道な活動は選抜総選挙やリクエストアワーの結果を見る通り、着実に実を結びつつあるといえます。
そんなNGT48をこれまでキャプテンとして支えてきた北原里英さん。
愛知県出身ながら、地域密着を掲げるグループの活動にも積極的に取り組んできました。
今のNGT48があるのは、豊富な経験を持つ北原里英さんが1期生を支え、土台を築いたからに他ならないのではないでしょうか。
なぜ今卒業なのか?
NGT48は今まさにこれからというグループです。
なぜこのタイミングで卒業を発表したのでしょうか。
まず考えられるのは年齢です。
2007年からAKBグループに加入と、古参メンバーといえる北原里英さん。
26歳という年齢はいろいろと考える時期かと思います。
以前からの夢だった女優の道で活動していきたいと語っているということで、ここで動くべきだと考えたのかもしれませんね。
次に、「NGT48が軌道に乗り始めたこと」です。
AKB48で活動をしていたころ、2014年11月に発売されたシングル・希望的リフレインに選抜漏れしてしまった北原里英さん。
バラエティ番組で自虐発言を連発するなど、卒業を意識していたのかもしれません。
そんな中での2015年からのNGT48へのキャプテンとして移籍、心機一転の決断だったそうです。
そのNGT48は前述通り、数々の成果を出し始め、軌道に乗り始めました。
北原里英さんの中では、土台を築き、「やりきった」という思いが生まれてきているのかもしれません。
仲間想いだという北原里英さん。
卒業は来春ということで、それまで引き続きメンバーを支えていってくれるでしょう。
目立つ存在ではないけれど、前向きに頑張る姿勢にファンになった人が多いといいます。
卒業後は女優の道へ進むということで、これからもその前向きさで頑張って活躍して欲しいですね。